越沼衣麻さん|Ema KOSHINUMA

越沼衣麻さん|Ema KOSHINUMA

合格スクールMontclair State University
State University of New York - SUNY, Brockport
留学先(国)アメリカ
専攻(メジャー)Communication (Public and Organizational Relations)
職業早稲田大学

今回インタビューにご協力頂きました越沼さんは、大学時代フードに関する研究をされていらっしゃった様です。そんな越沼さんに今回アメリカ大学院留学を決断された経緯からお話を伺いました。

Q1. まずは大学院留学を目指されたきっかけからお伺いできますか?

Q1. まずは大学院留学を目指されたきっかけからお伺いできますか?

留学はずっとしたいと思っていて、最初は大学時代の4年間の大学のカリキュラムに組み込まれているものに行こうと思っていました。ただ大学のカリキュラムに組み込まれているものだと完全に1年間留学ができる訳ではないのと、帰国後4年間で卒業しようと思うと非常に短い期間で卒業論文を書いたり、帰国後足りない単位を履修することに集中しなければいけないので、留学生活に集中できないと思い、ちゃんと学びたいのであれば卒業後に行こうと思っていました。

あとサークルもやっていたので、サークルも3年間きちっとやっていきたいと思っていましたので大学院留学をすることにしました。卒業後に大学院留学をしようと決意したのは、大学2年生の夏くらいですね。

その後日本の大学院と海外の大学院で悩んだんですが、日本の大学院だと大学で研究したことを引き続き研究するというイメージだったんですが、海外の大学院をインターネットなどを利用して調べると、大学時代の研究を引き続いて細かく研究するという訳ではなくて、改めて自分のやりたいことを集中して勉強できることを知って、大変興味を持ちました。


Q2. 大学院留学に向け、いつ頃からどのようにご準備を進められましたか?

Q2. 大学院留学に向け、まずどのようにご準備を進められましたか?

大学2年生の時に大学院留学を決意してから、最初はまず本やインターネットで調べたんですが、とにかく膨大な量の情報が出てきてしまって、、

コンピューターの前で目が点になってしまう状況でした。とにかく情報が膨大過ぎて、、、


インターネットでの情報の膨大さにこれは自分では無理だと思いこちらのサイトの体験談などを読ませて頂きこちらにお願いすることにしました。こちらにお願いしたのは大学4年生になった頃だったと思います。

それからは特に専攻を迷っていたのでじっくりご相談させて頂き、準備を進めていきました。


Q3. 専攻や国、出願校はどのように選ばれましたか?

Q3. 専攻や国、出願校、また進学校はどのように選ばれましたか?

専攻に関して、一番興味のある分野はフードに関する分野だったんですね、食に関する研究がしたくて、、ただフードに限定した研究を行っている大学院はほとんどなかったので、そこで選択肢を少し広げて社会科学などを扱う専攻を幅広く調べて頂き見ていったんですが、まず文化に関するものを検討しました。ただ文化学だと研究色が非常に強く、コース内容などを見ていくと研究色があまりに強すぎたので、その他の専攻をいろいろ見ていって、次に興味を持ったのがコミュニケーション学でした。大学でも異文化コミュニケーション、特に「コミュニケーションと食」について研究していたので、非常に興味を持ちました。

特に文化学だと研究色が強いだけでなく、私は大学の教授のような研究職を目指しているわけではないので、卒業後の就職も心配でした。コミュニケーション学について調べて頂いたものを見ると、PRやOrganizational Communicationなど実社会に応用できる分野が多く、就職活動にも活かしやすいこちらの分野に興味をひかれていきました。

その中でも一番興味を持ったのは、PRでした。ただどうしてもフードの研究はしたかったので、コミュニケーションの中でフードと関連付けて研究できないか検討しました。そこで企業がフードについての商品などをPRするときなど、また社会の中でのフードに関する情報を伝えたり、とコミュニケーシン学はフードに関する研究にも応用できると事が分かりとても惹かれました。

もちろん一般企業のフードに関するPRなどにも非常に興味があるのですが、もう一つ非常に興味があるのが「社会貢献」という分野で、大学時代の卒業論文でも「食と社会貢献」について書きました。アメリカは食と社会貢献が非常に強い国で、例えば食に困っている方に対してフードバンクなどを通して食を提供するようなことを行っている食と社会貢献について非常に進んでいる国です。そんな食と社会貢献が非常に進んでいるアメリカの大学院で学びたい気持ちがより強くなりました。

食に関する先進国という事もそうですが、もともと留学をするならアメリカというイメージを持っていて、まずはアメリカの中でも西海岸や東海岸の大学を調べて頂き、ご紹介頂きました。治安の面で東海岸を優先し、その中でも都市部が良かったので都市部近郊に絞りました。やっぱりあんまり田舎だと環境としては勉強に集中できるかもしれませんが、大学を出てちょっと買い物に行くのにも車が必要だと思い、電車などが少しでもある都市部の環境を重要視しました。また学費の件で私は私立ではなく州立の大学に絞りました。

こういった条件のもと、PRなどが学べるコミュニケーション学の中でもいろいろ調べて頂いて、特に私が進学先として選んだモントクレア大学は、企業のPRだけでなく社会と人との間のコミュニケーション全般を学べる学問を提供していました。他の大学だとOrganizational Communicationなど企業寄りのものも多く、特にコミュニケーション全般を学べる学問を提供しているモントクレア州立大学を選びました。


Q4. 留学のご準備で特に大変だったことがあったら教えて頂けますか?

Q4. 留学のご準備で特に大変だったことがあったら教えて頂けますか?

最初の専攻選びについては大変でした、
とにかくアメリカは大学がたくさんあるので、もちろんこちらにピックアップしてもらったんですが、それでも沢山有りすぎて、、、自分のやりたいことを絞り込むのが大変でした。最初はフードに関する研究ができる大学を探してもらったんですが、そこで非常に少ないということが分かりましたので、そこからコミュニケーション学に絞り込むまで非常に時間がかかりました。特に研究職向きの専攻や、ドクターコースへの準備コースも多く、最初の半年くらいは専攻選びにかけたような気がします。

私は大学院留学についてまったく分からない状況だったので、ほんとスケジュールから教えて頂いたのと、やはり専攻選びですね。すごい長い間専攻選びを助けて頂いたのは本当に感謝しています。

学校選びについても、アメリカの検索サイトとかで一括で場所とかも選択して学校一覧が出るんですが、その後は向こうのサイトで調べる必要があって、そうなるとほんと情報が膨大過ぎて、、、もちろん有名校や日本人留学生が多い学校は分かりやすく情報が載っているサイトがありますが、あまり知られてないけどいい学校を探すことはやはり自分では難しいということを実感しました。

あとエッセイですね、エッセイは英文で書いたことがなかったので、エッセイに関しては非常に長い間サポートをして頂きました。特に自分が言いたいことをどれだけ分かりやすく伝えられるか、という点が非常に難しかったです。エッセイも書き方の本も出ているんですが、やはり本だけで書くのは難しいですし、やはり言葉の言い回し、分かりやすい言い回しは自分だけでなく見て頂けたのでほんと助かりました。

TOEFLについても4セクションのスコアが安定しなくて、出願に必要なスコアが出たのがギリギリで、卒業論文と重なっていた時期は大変でしたね。とにかく効率よくスコアが出せる様に、私の状況を見て対策方法をアドバイス頂き、ひたすら過去問を解きました。もしこちらにアドバイスを頂いていなかったら書店にある普通の問題集に走ってしまっていたと思います。


Q5. 色々なご経験を経てまもなくご出発を控えていらっしゃいますが、留学中、留学後の抱負や今の心境をお聞かせ頂けますか?

Q5. 色々なご経験を経てまもなくご出発を控えていらっしゃいますが、現在の抱負や皆様へのメッセージを頂けますか?

大学卒業後すぐ行かれる方は4年生で卒論とかも大変だと思うので、早めに相談して早めにスケジュールなどを立てたほうがいいと思います。私はスタートが遅かったので出願までかなり慌ただしい感じでした。TOEFLも同時に行う必要がありますので、計画性がほんと重要だと思います。


私の場合は外国で生活するというのは初めてに等しいので、自分も長い時間かけて選んだ学校ですし、学びたいクラスも中に沢山あるので、入学後は頑張って色々なことを貪欲に学んでいきたいと思います。