奥寺ひとみさん|Hitomi OKUDERA

奥寺ひとみさん|Hitomi OKUDERA

合格スクールUniversity of Oxford, Said Business School
留学先(国)イギリス
専攻(メジャー)MBA
職業某製造会社

今回インタビューにご協力頂きました奥寺さんは、世界のビジネススクールの中でも有名な学校の1校である、オックスフォード大学に合格されました!インタビューではそんな世界のトップスクールに合格する準備方法について詳しくお伺いしました。

Q1. まずは大学院留学を目指されたきっかけからお伺いできますか?

Q1. まずは大学院留学を目指されたきっかけからお伺いできますか?

最終的に背中を押したのは、会社からの派遣という形で留学の機会を頂いたという事です。

ただ、その前からMBAへの関心は持っていました。

元々私は営業職で職歴を積んでいたのですが、その後MarketingやStrategyにかかわる部署に配属になって、論理力、その論理力を支えるはずの知識力のなさというのを感じていました。

そんなとき、周囲に懐の深い素敵なMBAホルダーの方々がいらっしゃって、MBAというものに対してあこがれのようなプラスのイメージを持っていました。そのような頃にタイミングよく会社からOfferを頂いたのでありがたくMBAを目指すこととしました。


Q2. MBA留学に向け、いつ頃からどのようにご準備を進められましたか?

Q2. MBA留学に向け、いつ頃からどのようにご準備を進められましたか?

会社からオファーを頂いたのが1月でしたので、出願するまでは1年強の準備期間でした。

最初は、まず5月位までにTOEFLのスコアを出し、その後GMATに移行して夏位にはエッセイを開始して秋には出願というようなスケジュールを組んでいたのですが、なかなか予定通りには進まなかったですね。

実際にはTOEFLのスコアが伸び悩んだので、TOEFLからIELTSへのテスト変更を夏位に行い、秋位からIELTS/GMAT/書類準備と並行して行い、出願は3月に行いました。

夏位にIELTSへの変更を検討した時に、想定スケジュールよりもかなり遅れてしまっていたので、これからIELTSに切り替えるというリスクを軽減したいという事と、その時の仕事の状況を考えて時間を節約するという意味で丁寧に対応して下さるサポートを検討していました。

丁度その時に信頼できる友人がこちらのセミナーに参加していて、その友人からその内容を聞いて、私のその時のニーズに沿っていたので、IELTS講座と並行してサポートをお願いしました。

エッセイはほんとうによく見て下さったなぁ(笑)と思う程助かりました。
エッセイの本数も多くスケジュールもタイトだったにも関わらず、迅速丁寧に対応して頂いたおかげで出願締め切りにも間に合わせる事が出来ました。

エッセイ課題の解釈から始まって、もちろん内容アドバイスやスケジュール管理、細かい所で言うと願書の項目などに関しても事細かくアドバイスを頂いたので非常に助かりました。


Q3. 国や出願校、また進学校はどのように選ばれましたか?

Q3. 国や出願校、また進学校はどのように選ばれましたか?

会社から欧州のMBAという指定がありましたので、欧州の学校を検討していました。

その中で多様性を重視している学校、世界中の生徒が集まってくるような学校に絞り込み、その後に、学校のプログラムと自分の学びたいこと・得たいことがFitするかどうか調べていきました。

特に進学を決めたSaid Business Schoolは、「ビジネスを通して社会に、持続可能な形で、いかに貢献するか」という点を重視しており、とても共感を得ました。また、1年という短い期間にもかかわらず実践に即したプロジェクトを提供してくれているだけでなく、University of Oxfordの一員として迎えてくれるスタイルも興味をひかれています。世界中の、多様な学問を専攻する方々とのコミュニティを提供してくれるというのはとても魅力的ですね。


Q4. 大学院留学のご準備を始められてから今までで、特に大変だった事や印象に残っている事があったらお伺い出来ますか?

Q4. 大学院留学のご準備を始められてから今までで、特に大変だった事や印象に残っている事があったらお伺い出来ますか?

苦労したのは、やっぱりエッセイですね。

自分と向きあうということ、『今までの自分』→『MBA』→『これからの自分』というつながりを形作るというプロセスがいちばん大変でした。

このつながりが自分の中で固まってからは比較的スムーズでしたが、MBAを受験していなかったら、おそらくこんなに自分と向き合うことはなかったと思います。

精神的には、最初に立てたスケジュールとのギャップが広がっていく時期がつらかったです。TOEFLとGMATの対策が重なり、さらにエッセイも同じ時期からスタートしたので、、夏・秋からDeadlineまでの時期が一番大変でした。

その時に支えてくださったのは、友人と職場の方々です。

アメリカに留学した友人も同じ時期に同じように頑張っていましたので、わたしも頑張らなくてはと感じていました。同じように努力をしている方の存在はやはり大きいです。

そして、職場の方々にもとても救われました。
業務内容も調整して頂きましたし、そっと、あたたかく見守ってくださいました。

周りの方々に支えられましたね。人の温かさを感じるようになってからは幾分、楽になりました。


Q5. 色々なご経験を経てまもなくご出発を控えていらっしゃいますが、留学中、留学後の抱負や今の心境をお聞かせ頂けますか?

Q5. 色々なご経験を経てまもなくご出発を控えていらっしゃいますが、留学中、留学後の抱負や今の心境をお聞かせ頂けますか?

この一年なるべく多くのビジネスフレンドを作りたいと思っています。
Oxfordには今まで出会ったことのないような方々も集まってくるのではないかと思います。その方々の見識に触れ、多くの経験を積んできたいと思っています。

準備が意外と大変で、不安に思う余裕もないという状況ですが(笑)、ただ皆さんのお話では2カ月位はホームシックになると聞きましたので、焦りすぎないように頑張ってきたいと思っています。

一年間、より広い視野や知識を習得し、帰国後はより多くの方々のお役に立てるような仕事をしていきたいと思っています。


Q6. 最後に、現在大学院留学を目指されていらっしゃる皆様へアドバイスやメッセージなどございましたらお願い致します。

Q6. 最後に、現在大学院留学を目指されていらっしゃる皆様へアドバイスやメッセージなどございましたらお願い致します。

受験プロセスはすごく大変だと思います。もし仮に、もう一度受験する機会をいただけるとしたら、わたしは受けないかもしれません(笑)。

ただ、いまから振り返ってみると、自分と向かい合うという機会はこれ以上のものはないのではないかとおもいます。また、周りの方々の温かさを感じること事が出来る機会だと思います。

また、以前よりは自分のこと事を客観的に見る事が出来るようになったと思います。MBAプログラムから求められていること事に答えているうちに少しは客観性を磨く事ことができたのではないかと思います。

頑張ることによって得られることもたくさんありますので、是非チャレンジしてほしいと思います。